2006年1月 7日 (土)

初デートの約束

学校も違うボクらだ

それにいつもは電話をする習慣がなかった

そこでボクは電話をしてもおかしくない状況をつくり

高校2年の6月

ボクはどきどきしながら

ちのに電話した

名目上

つまらないことのために電話したのだったが

ボクには裏の目的があった

いや、、、コレがメインだ

ちのをデートに誘うという目的が・・・

ありきたりだけど

映画に誘おうと思った

一緒に見ようと思ったのは

「ハムナプトラ」

はじめて二人で行く映画の

チョイスとしてはどうかとは思うが

この時期

他にまともなのがなかったような気がする

この頃のちのは勉強に部活に

自分のことでいっぱいいっぱいだったから

遊びに誘われてくれるか・・・・

ボクでOKか

断られないか

いろいろと

不安だった

電話をかけるとき

情けない話だけど

普段からあまり

ちのに電話をしないボクは

電話の前で

一時間くらい

シュミレーションをしていた・・・

今日はこの話とこの話

最後に誘って・・・

電話を手にし

かけようかかけまいか・・・

いるかいないか・・・

思いっきり悩んでいた

 

結局電話をし

ちのが出た

映画にまで行き着く話だけど

全く覚えていない

覚えられるわけがない

映画に誘う会話だけど

恐ろしくお粗末なものだったと思う

 

ボクが映画へ行こうというと

ちのはすんなりOKしてくれた

この時点で

ボクは心の中で

思いっきり叫んでいた

歓喜の叫び

天使達がファンファーレを鳴らす音が聞こえた

ちのが何かを言い

すぐに現実に戻された

「いつ、、、行くか・・・・」

である

そろそろ期末テストだしねぇ・・・

部活の大会近いしねぇ・・・

そんなこんなで

7月の夏休みに入ってからということになった

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初デートの約束2~すぐ後~

ボクの部屋でボクはちのに電話をしていた

ちのとの

初めてのデートの約束をした電話を切った後の

両手を挙げボクは叫んだ

「お~~~~~~っ!!」

もう、この場は合戦上だ

気合を入れるしかない

こぶしを握り締め

ぐっと力をいれ

「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!」

「いぃ~~~~~やった~~~~~~!!」

いろいろと嫌なことも多かったので

余計にうれしかった

「YES!YE~S!YE~~~~S!!」

ボクはどこかのテレビCM以上にYES!マン

それからカレンダーを目の前にし・・・・

「え~~~?でーと?」

「え~~~~~~~~~~~?」

「ちのとデート?」

「ふふふ~」

「え~~~~~~?で~~~と???」

「ちのと?」

「あははははh~~~」

「・・・・・。」

「は~~~~~~っ。。。。」

「デ~~~~トかぁ・・・・」

「ちのとデート?」

「ふふふ~♪」

もちろんこの部屋にはボク独りしかいない

その日は家に誰もいなかったのが幸いだった

無意味に

「え~~~?でーと?」

「あははっ☆あははっ☆あははっ☆」

という言葉を大きな声でつぶやき繰り返した

その日の

ゆるみきった顔はもう、締まることを許さない

ベットに転がり

「ふっ、ふっふ~~~ん♪」

「デ~ト♪デ~ト♪デ~ト~♪ちのとデ~ト♪」

「ララっラ~♪」

                BY  作詞作曲 ぼな

ふと、天井を眺めては

恥ずかしくなって布団にもぐりこんだ

そしてひょっこり顔を出しては

また、うれしくなって

歌いだす

たぶん世界で一番の歓喜の歌

その日から夏休みまで

カレンダーを見ながらニヤニヤニヤニヤ

こんな調子だった

 

 

 

 

 

 

 

 

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初デートの約束3~下準備~

デートの約束をしたボクは

さまざまなことを考えた

次に会うときの服は?

格好は?

とりあえず今から何をしようか?

・・・・・

そうだ!

準備をしよう!

実は・・・・デートのために準備を一つ4月からしていた

ダイエットだ!

当時、73,4kgの結構なおでぶ系

10kgダイエットに成功!

かなり絞った

我ながらがんばったと思う!

うん、うん!

それもこれもちのとのデートのため~♪

やっぱり好きな人の前ではかっこよく決めなくちゃ~

ちのはボクが10kgダイエットしたことは知っていたが

何のためかはボクは伝えていない

そんなのは「ヒ・ミ・ツ」でしょう~?

ネタバレ厳禁!

って言うかそれくらいの努力は普通~♪

 

準備をしようと決めた後

また悩みはじめる

映画に行って・・・

・・・・・ん?

映画館でただ見てるだけ?

一緒にポップコーンでも食べようか?

ちのの目を見てたいなぁ~♪

手・・・・握ってたいなぁ・・・

映画の後どうしよう?

海の見える公園で散歩もいいなぁ

夕日を見ながら語り合うとかもいい~♪

夢が膨らむ膨らむ

 

準備なのだが

ふと、何を思ったか

前売り券を買いに行こうと思いだした

映画は高い

高校生のポケットマネーでは

きつい

ちのにいたっては

おこずかいは年齢×100円

だったらしい

なるべく安く済ませたいし

そうしてあげるように配慮した

ボクとしては

その浮いたお金で何かをちのと食べたりしたいのだ

 

そんなわけで

近所の大型スーパー内の

プレイガイドに前売り券を買いに行く

自転車を使ってもよかったのだが

近所なので歩いて行った

「ふ~ふふ~ん♪デ~ト♪」

うれしさのあまり

道端だというのに

歌いだしながら・・・・

時々スキップをしながら

スーパーまで行った

正直今思うとかなり恥ずかしい・・・

  

チケット2枚なり~~~♪

チケットを手に入れたボクは

飛び跳ねながらの帰宅

もちろん歌は忘れない

 

チケットは当日の日が来るまで

ボクの部屋のカレンダーの横においてあり

チケットのことはちのには内緒にし

ボクは夏休みまでそのチケットを

拝んでいた

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初デートの約束4~淡くなる幻想~

高2の夏休みにちのと映画にいく約束をし

前売り券まで買って準備万端だったボクは

その日までの

一月半は

浮かれっぱなし

中学の頃本当にいやな想いをしたぶん

うれしさがこみ上げてくる

この一月半はとても短い

ちのとのデートの日が待ち遠しくて

ほとんど眠れなかったのだけど

眠ってしまうと実は夢でした

なんてことが起こりそうで

眠っていたくなかった

あと3週間

2週間

1週間

期間が短くなるごとに

浮かれぐあいは頂点に達した

この期間は

学校が終わるとそそくさと家に帰って

夏休みの計画について検討中だ

カレンダーを眺め

チケットを眺め

にこにこにこにこ~

ボクらは付き合っていたわけではないが

その一歩を踏み出した

少なくともボクはそう感じていた

「夏休み中にちのを彼女にするぞ~~~♪」

と気合十分だった

デート中何をしようかはボク一人で考えた

友達にちののことを話したところで

友達はちのという存在を知らない

ちのは特別なボクの一部のような存在だったから

誰にも知られたくなかったのかもしれない

ボクは好きな人に対しては

自分の一部のように感じているのかもしれない

ちのと夏休みの約束をした後は

何をしても手につかなかった

だけど、、、とても幸せだった

夏休み前のテストは

赤点のオンパレード

普段だったら

きっと

へこんでいたのだろうけど

このときは

普段以上の恋愛命モード

ま、いっか~コレくらいじゃ死なないからね~

という勢いだった

何も怖くなかった

少し先の未来に

幸せの約束が生きているのだから

多少のつらさなんて屁にも思わない

 

そんな感じで

いよいよ夏休み

夏休みのあの日の数日前

ボクはまたちのに

電話をし

映画を見に行く日の話を切り出した

 

すると、、、ちのは

少し機嫌が悪そうだ

時々ちのは怒り狂うときがある

どうやらその日っぽかった・・・・。

なんとも間の悪い・・・。

気がつかないボクは

すぐに映画の話を切り出した

ちのの回答は

「え・・・・?その日約束したっけ?」

「え・・・・・?」

ボクは固まった

「え、、、映画・・・・・」

「その日は、友達と約束があるから他の人と行ってよ」

そう強く言われ

どうしてもちのと一緒に行きたいボクは・・・

ボクは言い返す

「じゃ別の日に行こうよ」

思うようにことが運ばなかったときの

男はしつこいし未練がましい

「ちのと行きたいしさ~~~~」

そういうボクに

少し不機嫌になったちのは

「他の人と行ってよ!」

・・・・・結構、強く怒鳴られた

このときのちのには何を言っても無駄

と、いうよりも

このとき

ボクは

遠回りにフラれたのかもしれない

 

当時のボクは

映画のチョイスが悪かったのと

ちのの部活の大会が近かったこともあって

反省した

ぴりぴりしているちのに気を使わせては

集中できなくなるから・・・。

「ブチッ!」

「ツー・・・・ツー・・・・ツー・・・・」 

電話の後

ボクはしばらく呆然と立ち尽くした

・・・・・ドタキャン・・・・・

 

それから

あのチケットを見つめた

一時間は見つめていただろう

 

ちのが行かないのならボクも行かない

どうせ他のヤツと行ったってつまらない

もう、ちのと行くという頭だったのだから

ボクは映画のチケットを処分した

びりびりに破きゴミ箱へ・・・

その後の

ちのからのフォローはない

ちのはこういう友人関係においては

敵をつくりやすい女だ

 

その夏休み

ボクは友達と遊びに行くこともなかった

行くところもない

友達が誘ってくれた日はもう断り済みだった

いまさら「空きました」と言うわけにもいかない

ボクはただ、学校の宿題を済ませ

それから

暇なボクは

一人で海に行き

海を眺め

帰ってくる

むなしい日々の繰り返し

夏休みは、長かった・・・。

本当に。

 

 

 

 

 

 

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2006年2月14日 (火)

一応そわそわしてる・・・

男にとっては・・・

好きな子が

チョコくれる人がいないかなぁ~と

どうしてもそわそわする日

嫌でも明暗が別れる・・・

 

もらえないならもらえないでいいはずだけど

なかったら寂しい

自分の社会的評価や社交性を

女性視点で見て評価されているものの

現われなんだと思うから。

なかよくない人や

もう付き合いが終わっちゃうような人には

送らないからね

 

どうしてだか・・・

自分の好きな人に関しては

愛の告白をする日で

他のヤツにはお歳暮チョコ配布

だと考えてしまう

  

義理チョコすら馬鹿らしいと

思って渡さない女性もいるのにね

ボクの勝手な思い込み

 

うん・・・

毎年ちのからもらえない・・・ボク

 

最後の1秒までちのから連絡が来ないか?

どきどきしながら期待ている

 

情けないことに

誰にあげたか?

なんて聞いたこともある

高校2年の時だ・・・

ちのに・・・チョコをもらえなかったボクは

「誰にチョコあげたのか」

気になり

なんとなく聞こうと思って・・・

 

電話で聞いてみた

チョコうんぬんではなく好きな人が

いるか聞きたかったのだ

なんとも・・・勇気がない・・・

 

すると

同じ部活の弓道部の人に・・・

あげたそうだ

 

頭が真っ白

耳が聞こえないくらい大きな鼓動・・・

動揺しまくり・・・めまいがする

そのことが彼女に伝わったのだろうか・・・?

 

恐る恐る

「その人が好きなの?」

と聞くと

違うそうだ

理由を尋ねると・・・

なんか・・・部の決まりみたいものらしい

 

・・・・・助かった

ほっと胸をなでおろすが

心臓には鉛をつけたようなわだかまりが残る

 

いくら決まりとはいえ

ちのからチョコレートをもらった

その男がうらやましかった・・・・・。

 

義理でも良いから

ちの~

あなたの選んだチョコが欲しい・・・

 

今日告白する人たちが・・・

うまくいきますように

 

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2006年3月 5日 (日)

またね?

あなたの部屋にそんな書置きを残したのは

あなたに会えなかったのが残念だったのと

これからがんばって欲しいと考えたからです

 

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2006年5月29日 (月)

ワンピース~その2~

ワンピース好きの友人と

再会を約束した次の年・・・

ボクの参加していた

キャンプは5月後半~6月ごろに

参加の締め切りがきます

 

ボクはモチロン参加

さっさと

参加の申込書に記入をし提出

一年ぶりに会う友人達との再会を

楽しみにしていました

 

とは言うものの

ワンピース好きの友人は

ボクと家も近く

行動パターンが似ていたようで

ボクの参加していた地域の

イベントで何度か顔をあわせました

 

「オォ~久しぶりだなぁ!」

「オス!」

彼は一応ボクよか4,5上なので敬語?です

 

「お前、今度のあれ参加するんだろ?」

「はい!「ワンピース好き」さんは?」

 

「俺、今年から指導者としてかなぁ~」

「又顔見たらヨロシクな!」

「こちらこそ~」

 

そんな会話で・・・そのときは別れました

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2006年5月30日 (火)

ワンピース~その3~

今から7年くらい前になるでしょうか

 

セミが鳴いていることに気がまわらないくらい

この年の夏も暑かったのは覚えています

 

ボクは

昨年であった友人達と再会の約束を

果たすべく

また

キャンプ場にいました

 

そこは大体

小中グループと

高大学グループで

別れて

参加するキャンプで

それ以上の年齢になると指導者です

 

そこには

見たことのある懐かしい面々

そして

初参加者

ただ・・・

あのワンピース好きの彼はいませんでした

小学生の指導者として参加していたようです

 

野外活動というものは

不思議なもので

普段余り話さないボクでさえ

会って

たった数日もしないのに彼らとは

友人になれます

きっとコレが

キャンプの醍醐味なのでしょう・・・。

 

新しい友人もでき

ろくでもない話をして楽しんでいました

 

ボクとしては

ワンピース好きの先輩に

挨拶しに行きたかったのですが

小中グループと

高大学グループとでは

キャンプ場も違い

スケジュールも違うのでなかなか

上手くあえませんでした

 

しかし

ばったりと会う時間がありました

そのときはお互いに

スケジュールの合間と

忙しい時間帯だったので5分ほど

話をし、別れました

明日たぶん会えるだろうから

また話そう!と約束して・・・

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2006年5月31日 (水)

ワンピース~その4~

その日は朝からざわついていました

 

「・・・・・くなった」

 

え?

よく聞き取れませんでしたが

どなたかが昨日亡くなったんだそうです

 

・・・・・!?

 

それは

・・・昨日また話す約束をしていた

ワンピース好きの彼でした

 

え?

何時?

 

ボクが別れた2,3時間後

原因は不明でした

 

事故で・・・と聞きましたが

それが本当に正しいのかは

定かではありません

 

ただ・・・

ボクが認識していることは

彼は最後まで明るい人だったということ

 

そして

 

もう会えないということ

 

次の日・・・最後の別れに行っていました

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

ボクはボクのことを無視する

ちのに手紙を送る時

彼女に一言加えています

「会えるときに会わないと後悔するかもよ?」

 

彼女からしたら不思議な言葉でしょう

もしかしたら

「君に断られたら死ぬしかない!」

そう聞こえるのかもしれません

 

そうではなく

ただ・・・

命は有限なんだということを知って欲しいから

 

 

 

ボクは・・・

後悔・・・しているのかもしれませんね

忙しさに負けて人付き合いをおろそかにしたことを

 

 

今年、実に数年ぶりに

このキャンプに参加します

その参加登録をした時

少しだけ懐かしくなりました

 

さて・・・どうなることやら

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